メニューを開く(+)閉じる(×)

マリンフォード頂上戦争のさなか。

当時の海軍元帥センゴクに向けて直接ジンベエが王下七武海からの脱退を宣言したのは、第557話「ルフィと白ひげ」でのことでした。

魚人族にして、王下七武海の一人。

異例の経歴とされるジンベエですが、彼が王下七武海という立場にいた事で、誰がどんなメリットを受けられたのでしょうか。

あるいは、どんなメリットを受けられるだろうと思っていたのでしょうか。

今回はその点について、いくつかの立場から考えてみることにします。

この記事の目次

五老星にとっての「ジンベエが七武海であること」のメリット

まずは、五老星の立場にとっての「ジンベエが七武海であること」のメリットを振り返ってみます。

五老星にとって、ジンベエの王下七武海入りは、どのような意味合いだったのでしょうか?

それが端的に表現されていたのが、マリンフォード頂上戦争の終結まもない、第594話「メッセージ」でのシーンです。

「王下七武海が3人も抜けちゃったね、ジンベエとかさ」

のような趣旨の話をしていました。

その中の一人。

ひたいにアザのようなものがある人物のセリフと思われ、それによるとジンベエの王下七武海加入は、五老星にとっては

種族間の和解を象徴していた
(第594話「メッセージ」より)

と、思っているのだそうです。

ところが実際は、差別が根強く残るシャボンディ諸島では、魚人族のはっちゃんはカモフラージュで腕やタイヨウの紋章を隠していました。

少しでも魚人族であることを悟られないようにするためでしたよね?

「象徴」といえば聞こえは悪くありませんが、せいぜい有り得ても、五老星が「種族間で和解できたね」と思っている程度。

実際の魚人族の周囲では、若いとは程遠いほど、まだまだ虐げられている魚人族たちがいたようでした。

キャラ名鑑:魚人族

この記事の目次へ

一般の魚人族にとっての「ジンベエが王下七武海になること」のメリット

続いては、一般の魚人族にとって「ジンベエが王下七武海になること」のメリットを振り返ってみます。

ちなみに、先ほどの五老星におけるメリットでは、

「ジンベエが七武海であること」

という立場に就いている「状態」という表現を用いました。

一方で今回は、

「ジンベエが王下七武海になること」

という大きなステップである「就任」に着目しています。

もっとも、じっくり読んでみれば、五老星にとってもジンベエの七武海「就任」だって大切なステップだったでしょう。

また、一般の魚人たちだってジンベエが王下七武海であるという「状態」を継続させることにも、大きな意味があったはずです。

さて。

それらを踏まえた上で、魚人族にとってジンベエが王下七武海になったことで、どんなメリットを得られると考えていたのでしょうか。

それが端的に表現されていたのが、第624話「オトヒメ王妃」でした。

ジンベエが、ネプチューン王に相談していましたよね?

伝書バットで王下七武海就任の書面をもらって、王下七武海になることで、アラディンたちのように「本来海賊をやりたくなかった者たち」の立場を守れるのではないかと。

種族としての自由を求めるためにタイヨウの海賊団を結成して「海賊」を名乗りはしました。

でも、種族の問題さえなければ、海賊をやっていなかった者たちだって、いたことでしょう。

それも、ジンベエが王下七武海に就任することで、部下など周囲の関係者の罪を免除できると考えたのではないでしょうか。

実際にルフィ17歳時点の、ジンベエがまだ王下七武海の座にいた頃には、ココヤシ村で悪事を働いていたアーロン一味を除けば、海軍に捕らえられたなどの話は見当たりません。

第830話「賭けられる男」では、麦わらの一味に入りたいと語るジンベエに、見透かしたように王下七武海就任は魚人族の立場向上のためだったのではと指摘するものもいましたね(^^)

まだまだ魚人族への差別は無くなりませんでした。

ルフィ19歳時点のレヴェリー(世界会議)の開催前では。

でもジンベエの王下七武海就任によって、不当な理由で捕まったものは、ほとんど見当たらなかったことも忘れては行けないのかもしれません。

(ほとんどというのは、シャボンディ諸島のヒューマンオークションなどを考慮した表現です…、ハイ。)

この記事の目次へ

結果的にアーロンに「もたらしてしまった」メリット

さて……。

最後に、ジンベエの王下七武海就任によってアーロンに「もたらされてしまった」メリットについても触れておきましょうか。

そうですね。

「監獄からの解放」

そして、

「ココヤシ村とその近隣の支配」

です。

ジンベエの王下七武海就任によって、ジンベエの「部下」または「関係者」と呼べる者たちも、お咎めを受けないことになりました。

それは、フールシャウト島を襲撃しようとして黄猿にまで盾突き、監獄に収監されていたアーロンも同様でした。

アーロンは解放直後にジンベエと物別れに終わり、別々の道をゆきましたが、ジンベエからすれば、アーロンの暴走の知らせが自身の耳に入れば、本当にアーロンを止めに行くつもりだったのでしょう。

それを証拠に、支配の「被害者」ともいえるナミに対して、海軍を買収していたと知らずにアーロンを止められなかったことで反省の涙を流していたほどですから。

キャラ名鑑:アーロン

結果的にアーロンの野望は打ち砕かれてしまいました。

ただ、王下七武海就任が周囲の者たちを「お咎めなし」にすることで、思わぬ悲劇を生んだようにも見て取れます。

他の王下七武海の面々にも、周囲で似たようなストーリーがあったのでしょうか…?

少し気になるところです。

この記事の目次へ

この記事の分類

この記事にアクションを起こしてみよう(^o^)!

このページの感想をどうぞ(フォーム形式)

こちらのボタンを押すとフォームに移動します。
メールアドレスの入力は不要です、お気軽に感想をお寄せください。

記事感想フォームへ

気に入ったらSNSでシェアしてください!

Twitterをフォローして更新情報をゲット!

Facebookページに「いいね!」

▲先頭へ