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インペルダウンの獄内に侵入していたルフィが黒ひげと鉢合わせました。

それによってルフィは、ジャヤで一度会ったその男が、エース投獄の原因となった人物であると確信したのでしたね。

今回のテーマは「王下七武海を成り上がりの踏み台にしていた黒ひげの思惑と哲学」についてです(*^▽^*)

この記事の目次

無名ながら得体の知れない海賊「黒ひげ」

黒ひげの戦闘描写に見え隠れする「成長の余地」

王下七武海を狙った黒ひげ!狙う相手は誰でも良かった!?

謎多き黒ひげの人生哲学

無名ながら得体の知れない海賊「黒ひげ」

まずは黒ひげの人となりについてです。

黒ひげは元々、白ひげ海賊団の船に乗っていましたが、マルコやエースのように隊長にはならず、野心も見せずに数十年もずっと一人の船員としてやって来たようです。

そんな黒ひげの様子については、白ひげと古くから関わりのあるジンベエも、

“白ひげ”のオヤジさんの船にいた頃からコイツは得体の知れん男じゃった!!
(第544話「地獄の釜の蓋もあく」より)

ちなみに「目立たない男」ではなく「得体の知れない男」だというんですね(^^)

ということは、白ひげ海賊団に関わりがある人物なら、それなりに知られていたと考えても良さそうです。

海軍からすれば「黒ひげ」なんていう海賊は昔は知らなかったかも知れませんが、ジンベエのように「海賊対海賊」として白ひげ海賊団と関わりがあれば、

「黒ひげって変わってるね、得体の知れないヤツだね」

と、相当数の人物が思っていたのかも知れません(さすがに白ひげの前で「息子」の悪口を言う者はいなかったと思いますが)。

ちなみに、少しだけ気になる描写が第544話「地獄の釜の蓋もあく」にあったんです(^^)

アラバスタの一件以降、とある留置場を経てからインペルダウンへと収監されたクロコダイル。

そんな彼でさえ、黒ひげが自身の後釜として王下七武海に入ったことを知っている趣旨のセリフを残していました。

整理しましょうか。

黒ひげが王下七武海入りできたのは、エースの身柄を引き渡したからでしたよね?

つまり、クロコダイルがその事実をインペルダウンの獄外で知ったなら、クロコダイルはバナロ島でのエースVS黒ひげの戦闘の時点で、まだインペルダウンに収容されていないことになります。

どうだったかな…?

クロコダイルのインペルダウン収監決定が描かれたのは扉絵連載シリーズだったので、本編との純粋な比較はできないかも知れません。

ただ、出来事の時系列としては明らかに「アラバスタでのクロコダイル壊滅」のほうが「バナロ島の決闘」より先なんですよね。

アラバスタより先のウォーターセブン近隣に麦わらの一味がいるという情報を、黒ひげ海賊団は抑えていますから。

だからね…。

クロコダイルは黒ひげの王下七武海入りを、インペルダウンで知った!!

こう考えるのが自然だと思うのです。

余談ですが第544話「地獄の釜の蓋もあく」によると、白ひげに挑んだこともあるというクロコダイルでさえ、黒ひげのことはよく知らなかったようですね。

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黒ひげの戦闘描写に見え隠れする「成長の余地」

ここでは、黒ひげの戦闘能力について少し触れておきましょうか(^^)

インペルダウンでルフィと黒ひげは、勝負が付かないながらも一戦交えています。

その中で黒ひげはルフィに対して、

想像以上に強ェな…以前より覇気も上がってる
(第544話「地獄の釜の蓋もあく」より)

ここで黒ひげが言っている「以前」というのは、他ならぬジャヤで会ったときでしょう。

飲食店でのチェリーパイがうまいだのマズイだののやり取りででしょうか。

もしくは、ゾロと一緒に無抵抗のままフルボッコにやられていたところで「覇気」を感じ取ったなら、黒ひげもこの時点でなかなかの資質を持っていたのかも知れません(^^)

あいてが覇気を持っているかどうか、それを把握するすべもあるようです。

パンクハザード編でルフィが、麦わらの一味の中で覇気が使えるのは自分とゾロとサンジだと言っている描写がありましたよね?

そうやって把握する能力が見聞色の覇気なのか、あるいは何かしらの覇気を身につけている者は相手の覇気が何であっても「あ!覇気持ってる」と分かるのか、それは分かりません。

でも、ジャヤ編ですでに黒ひげは、相手の覇気を推し量る能力を身につけていたと考えられます。

ストーリーの時系列上、早い段階ですでにこのような能力を身につけていた黒ひげ。

でもその反面、ヤミヤミの実の能力を得た副作用的な影響で、相手の攻撃を常人以上に引き込んでしまうという「難点」も抱えていました(^^;)

実際に闇水(くろうず)という技で悪魔の実の能力者を自分の元に引き寄せて、自然(ロギア)系の悪魔の実の能力者だったエースに物理攻撃をヒットさせていました。

一方で、インペルダウン編で対峙したルフィからは、打撃を一発食らっただけで、のたうち回るほど痛がっていました。

ルフィの攻撃がそれだけ強力だったという解釈もできそうですが、ルフィの過去の的と比べても尋常でないほどの痛がり方です。

そんな黒ひげですが、やはり「人を見る目」に関しては優れたものを持っているようです。

ジャヤで初めて会ったルフィの懸賞金が当時3000万ベリーだったと聞いて、そんなハズはない(もっと高額だろうという意味で)と言っていました。

時は経ってインペルダウン編、黒ひげはインペルダウン脱獄組の主要メンバーと鉢合わせて、こんなことを言っていました。

すげェ面ツが揃ってやがる
(第543話「麦わらと黒ひげ」より)

……誰のこと??

黒ひげは、具体的にインペルダウン脱獄チームの誰を見て、すごいメンツだという趣旨のコメントをしているのでしょうか。

以前より覇気が上がったと評価したルフィ?

自分が入った王下七武海の前任者のクロコダイル?

自身が白ひげ海賊団にいたころから面識のあったジンベエ?

のちにサンジをたった1個までKOしてしまうイワンコフ?

もしくは、そういった面々を総合的に評価してのことでしょうか。

黒ひげの上記の発言が「謙遜」ということはないでしょう。

すごいメンツだと言いながら、さすがの黒ひげでもみんなを一撃で仕留められる自信は無かったと思われます。

少なくとも、インペルダウン侵入時点ではね。

ストーリーは進み、インペルダウン侵入から2年が経過しました。

黒ひげ海賊団全体としてもさることながら、海賊マーシャル・D・ティーチの能力がどのように成長を遂げているかも気になるところです(*^▽^*)!

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王下七武海を狙った黒ひげ!狙う相手は誰でも良かった!?

1つ前のセクションとも少し関連しますが、ここでは黒ひげが王下七武海に加入するまでの計画について少し触れたいと思います(^^)

黒ひげは、初登場の時点から王下七武海の椅子を狙っている描写がありました。

第544話「地獄の釜の蓋もあく」でのルフィとのやり取りを聞く限りでも、王下七武海になるために億超えの大物の首を狙っていたようです。

政府に対して「自分はこれだけの大物をやっつけられるんです、七武海にしてくださいな( ̄ー ̄)!」と言うためですね。

実際に黒ひげはエースを倒しました、5億クラスの大物です(゜д゜)

コミックス第84巻までで七武海加入までの懸賞金額が確定している人物の中では、ドフラミンゴ(3億4000万ベリー)も抜くほどの高額賞金首。

ただ、黒ひげは億超えの大物を倒すこと自体は計画に含んでいたものの黒ひげが狙う相手は億超えなら誰でも良かったという描写がうかがえます。

実際に、ジャヤ編の時点では黒ひげはルフィを狙っていましたが、それも「王下七武海クロコダイルを倒したから」ではありませんでした。

その情報は、後から聞いたという趣旨のセリフを発していましたからね。

ルフィが当時1億ベリーの賞金首だと知って「よっしゃ!狙うぞ」となったわけです。

でもムリだとなって、標的をエースに改めて、勝利して、黒ひげは念願だった王下七武海の座につきました。

ラフィットの言葉を借りれば、そうなった黒ひげルフィに対して

もう貴様の命に用はない
(第544話「地獄の釜の蓋もあく」より)

というところなのでしょう。

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謎多き黒ひげの人生哲学

最後に考えてみるのは、黒ひげの「哲学」です(*^▽^*)

ピックアップしてみたい黒ひげのセリフは3つです!!!

黒ひげの人生哲学1:正義と悪のありか

1つ目が、インペルダウン脱獄組を食い止めていたハンニャバルに割って入った描写でのこと。

ハンニャバルが真っ正面から正義を振りかざしてインペルダウン脱獄組をくい止める描写がありましたよね。

お前らが解放されたらこの世は恐怖のどん底だ、って。

そこへ後ろ回し蹴り(?)で乱入してきたのが黒ひげでした。

黒ひげに言わせれば正義も悪も…、

…この世のどこを探しても答えはねェだろくだらねェ!!!
(第543話「麦わらと黒ひげ」より)

ってことでした。

これ、マリンフォード頂上戦争でのドフラミンゴの発言にも重なる面がありそうですね(゜д゜)

ドフラミンゴは立場によって価値観も違う、勝者こそ正義、という趣旨の発言をしていましたし、黒ひげにも、ドフラミンゴが辿ってきたような悲しい過去がありそうですよね…(@_@;)

黒ひげの人生哲学2:価値観が同じ部分には敵対する立場でも賛同・評価する

黒ひげに関して筆者が少し「んっ?」と感じるのは、黒ひげにとって敵対する立場の者でも認めたり、許容したりするところです。

具体的にどういう事かと言いますと、第544話「地獄の釜の蓋もあく」の中の描写です。

ルフィがインペルダウンから脱出して、エースを助けに行くんだという趣旨の発言をしながら、上層へと登っていくところで、黒ひげはこんなことを言っています。

この世に不可能という事は何一つねェからな
(第544話「地獄の釜の蓋もあく」より)

ついさっきまで黒ひげは、ルフィと敵対していたはず。

でも、黒ひげ自身の価値観にそぐわない限りは、認めてスルーしているんです。

「行けば良い」みたいなね。

「ゼハハハ!無駄だやめとけ」じゃないんです、本心でも嫌がらせで邪魔するでもない、行かせているんです。

空島はあったろう?
”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”もそうさ!!必ず存在する!!!!
(第544話「地獄の釜の蓋もあく」より)

ワンピースの所在に関しては、ロジャーの待つ男が少なくとも黒ひげでないという趣旨の白ひげの最期のセリフと退避させて、後日考察を深めてみたいところ。

でも空島に関しては、黒ひげが空島が存在するという確証を得たか、空島そのものを見たことがあるような言い方です。

インペルダウンで鉢合わせたときは敵対する立場だったにもかかわらず、考えを同じくする部分に関しては同意なり同調なりしてあげている黒ひげ。

黒ひげのこんな一面には、キーワードをすくい取っただけで頭ごなしに判断してしまう愚かさは感じられません。

黒ひげの人生哲学3:行き当たりばったり感が現れるギャンブル的生き方

…かと思えば、黒ひげには「ギャンブル的な生き方」もぬぐい切れません(^^;)

筆者が過去にも何度か当サイトでピックアップしているのが、この発言に代表される黒ひげの一面です。

次の一瞬を生きようじゃねェか!!
(第549話「出撃の艦」より)

この一言が、黒ひげの無計画さ、行き当たりばったりな一面を如実に表していると思うんですね…。

計画自体は段階的だけど、詳細はこだわらない。

王下七武海入りの算段よりも、さらに詰めが甘いと言いますか(^^;)

ただ、この黒ひげの多面性に関しては「黒ひげの欠けている歯」の説がありますからね。

筆者もその可能性はあり得ると思っています。

黒ひげはこの先、麦わらの一味の前にどんな風に登場して、我々読者を刺激してくれるのでしょうか…。

その日をもう少し楽しみにしていたいと思います(*^▽^*)

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