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【ワンピース伏線考察】黒ひげマーシャル・D・ティーチの半生-異形な体と異形な生き方-

(※この記事は、2011年8月21日時点の記事を当時の認識のまま再構成したものです。)

偉大なる航路(グランドライン)の後半の海「新世界」。

そのストーリーで、もっとも重要な役割を担う人物の一人に、「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチが挙げられるでしょう。

その黒ひげですが、夢や正義を壮大に語る一方で、マゼランの毒に対して無策で突っ込んでいったり、なかなか掴めない男です。

そんな黒ひげのこれまでの足取りや、隠された謎をクローズアップしてみようと思います。

この記事の目次

黒ひげの経歴

まずは、黒ひげの経歴を大まかに振り返ってみます。

幼少期 月下でヒザを抱えて泣くシーンあり
10代~20代ころ? 白ひげ海賊団に入る
(白ひげに何十年もの間世話になっていたという描写より)
38歳前 少なくともマルコには「異形な体」を披露
38歳 サッチを殺害しヤミヤミの実を入手、逃亡。
当時5人だった仲間で、ドラム王国を襲撃。
バナロ島でエースを倒し、海軍に引渡したことで王下七武海入り。
インペルダウンのレベル6の囚人4名を仲間に入れ、残りの数名も獄外へ解放。
白ひげの壊滅、グラグラの実の能力を奪取。
ジュエリー・ボニーを海軍に引渡そうとするが、赤犬を警戒して逃亡。
40歳 四皇のひとりと目されており、”能力者狩り”をしている。
ジーザス・バージェスを一番船船長に据えるなど、大船団の提督として君臨している。

この経歴から浮かび上がる、黒ひげのいくつかの疑問について考えてみましょう。

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疑問1:生まれたころから身寄りがなかった?

コミックスの63巻のSBSのコーナーで、読者の方の要望によって「王下七武海の子供のころの様子」が描かれていました。

そこには、ルフィ17歳時点(アラバスタ編以降)の王下七武海のキャラクター&除名となったクロコダイルの、子供のころの様子が描かれています。

コレを見ると、ジンベエ、ミホーク、モリアあたりは、ほぼ予想通りといった感じでしょうか。

ハンコックも、この前後に天竜人に捕まってしまうストーリーがあるはずですが、子供時代の様子については特に驚きはありません。

クロコダイルについては、少しだけ「んっ?」と思う点がありますが、それは別の機会に考察することにさせていただきましょう。

一方で、貧乏な様子が伺えるドフラミンゴや、「NINOKIN」なる本を読み、日本の歴史上の人物を思わせる格好のくまは、コミックス第63巻時点での情報の限りでは少し意外かもしれません。

でも、おそらく多くの方にとって一番予想外だったのは、黒ひげだったのではないでしょうか。

月の下で、ヒザを抱えて泣いています!

可能性として「幼いころから身寄りが無かった」とも考えられるかもしれませんが、それに関しては、まだ情報が少なすぎます。

このあたりの話も、いずれ黒ひげの再登場とともに語られることになるのでしょう。

キャラ名鑑:マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)

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疑問2:「異形な体」とは?

黒ひげの驚くべき点は、世界政府の「五老星」でさえ前例が無いと驚いている、悪魔の実の能力を複数宿している点です。

黒ひげの身体的な特徴について語っているシーンは、大きく2つあります。

一つは、バナロ島の戦いでエースが発した「人の倍の人生を生きている」というフレーズ。

もうひとつは、マリンフォードの頂上戦争でのマルコが発した、身体のつくりが「異形」という点です。

仮説として、エースの言った「人の倍の人生を生きている」について、少し関係がありそうなのが「巨人族」の生態です。

リトルガーデンで麦わらの一味とであったドリーやブロギーはじめとする「巨人族」は人間の3倍程度の人生だそうです。

また、ワンピースの作中には、魚人と巨人のハーフである「魚巨人(ウォータン)」が、純粋な巨人ほど大きくない種族という位置づけで登場しています。

それを踏まえると、もしかしたら黒ひげは、人間と巨人のハーフのような存在なのかもしれません。

そうであれば、巨人ほどの寿命ではなくとも「人の倍の人生」くらいは生きられそうなものです。

また、身体のつくりが「異形」という点について。

マルコの語り方からして、「悪魔の実を複数食べられる」ことと「異形な身体」ということに密接な関係があることが予想されます。

そもそも、犬銃ラッスーや象剣ファンクフリードなど、動物以外のものでも悪魔の実の能力を宿すことができます。

それに、悪魔の実の能力の伝達条件は科学者によって解明されているのだそうです。

ストーリー内でまだ明らかになっていませんが、マルコが言った言葉は、

「黒ひげの身体だったら、悪魔の実の能力を複数宿せても不思議ではない」

という言葉に置き換えられると見て、おそらく間違いは無いでしょう。

でも、黒ひげは身体ひとつの人間です。

仮に、悪魔の実の能力が伝達するのが肉体のような「物理的なもの」ではなく、魂・精神など「実体のないもの」の方だったら…?

黒ひげはもしかしたら、多重人格者のような存在なのでしょうか。

複数の人格が黒ひげの体内に宿っていて、そのうちの一つの人格がヤミヤミの実の、他の一つがグラグラの実の能力を、それぞれ手に入れたとしたら?

黒ひげはもしかしたら、彼に宿る人格の分だけ、悪魔の実の能力を身につけることができるのかもしれません。

そう考える根拠が、黒ひげのバラバラすぎる性格にあります。

ヤミヤミの実を奪い取るために何十年も白ひげ海賊団に実を置いていたり、屈強な仲間を4人も従えて黒ひげ海賊団を立ち上げたり。

そういったシーンでは、周到な計画性を見せています。

その反面、ジャヤでのラフィットとの待ち合わせやインペルダウン獄内の潜入では、無計画な一面も見られます。

もしも、それぞれの行動が、それぞれ真逆の人格によるものなのだとしたら??

伏線考察:黒ひげに関して

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疑問3:黒ひげの七武海加入でくまが持った「予想」とは?

黒ひげが七武海入りを果たしたのが、バナロ島でのエースとの戦闘後でした。

麦わらの一味はそのころ、ウォーターセブンを出航して、スリラーバークへと足を運んでいます。

ほぼ時を同じくして、くまがモリアに「黒ひげによるエースの身柄確保」の件を報告しようと、スリラーバークを訪れています。

七武海の欠員が埋まって安心そうなモリアに対して、くまは「逆の予想」をしていると涼しく語っています。

逆の予想とは?

言い方のとおり、黒ひげの七武海入りは「危険」だと考えていたのでしょう。

でも、白ひげ海賊団入りから隊長にもならず、ようやく名を上げたばかりの黒ひげを、くまはなぜ危険視したのでしょうか。

もしかしたら、くまは白ひげ海賊団当時の黒ひげに会っているか、少なくとも黒ひげの人となりを見ていたのではないでしょうか。

海賊団の中で出世こそしませんでしたが、四皇の一人であるシャンクスに傷を負わせている人物です。

例えばそれを機に、くまが黒ひげを気にかけ始めたとしても、おかしくありません。

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疑問4:黒ひげが加える仲間は誰でもよかった?

黒ひげ海賊団の仲間は、彼自身のほかに9名います。

(1)ヴァン・オーガー
(2)ジーザス・バージェス
(3)ラフィット
(4)ドクQ
(5)シリュウ
(6)サンファン・ウルフ
(7)バスコ・ショット
(8)カタリーナ・デボン
(9)アバロ・ピサロ

初登場時に既に最初の4名と行動を共にしています。

黒ひげの白ひげ海賊団からの離脱以降、どのように仲間になったかはまだ明らかではありません。

あとの5名は、インペルダウンに潜入して、仲間に加えています。

インペルダウンのレベル6の囚人たちを、野蛮なやり方で選りすぐっています。

さて、ここで疑問です。

黒ひげは、何もしなければ安泰でいられた七武海の地位をわざわざ捨ててまでインペルダウンに侵入したものの、仲間に加える相手は誰でも良かったのでしょうか??

確かにインペルダウンのレベル6は、存在自体を世間から消されたような極悪な囚人達が幽閉されていた場所。

誰を加えても、戦力増強にはなるでしょう。

ところが、黒ひげはインペルダウンのレベル6の囚人達に対して「殺し合い」という野蛮な方法を提案して選抜しています。

そしてシリュウに至っては「お前がマゼランか」と聞いてしまうほど、全く知らなかったようです。

しかも、バナロ島では深手を負ったエースに対して、自分の部下になるよう勧めています。

どう考えても、仲間集めに計画性のある人物の言動には見えないのです!

黒ひげの勧誘のしかたには、計画性がほとんど見られません。

ということは逆に、今後の状況次第では、新世界での優れた「逸材」を、黒ひげ海賊団の新たな仲間に勧誘する可能性も捨て切れません。

それはそれで、注目したいところでもあります。

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【鬼考察】
黒ひげは「ケルベロスの悪魔の実」の能力者ではない!?

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